前回リーダーシップとは権威のこと。統率力のことではない、と書きました。
他人に信頼、尊敬され、この人ならついて行こうと思える人になることです。
「尊敬されるなんて・・・」と感じるかと思いますが、固く考えないでください。
こんなことを守りながら仕事をすれば自然と部下の皆さんがついてくるということを
今回は記載します。
リーダーシップを獲得するには
以前私が書いたリーダーの4つの要件を再度読んで、不足していることに
取り組んでください。
一応少し書いておきます。過去にリーダーの4つの要件について書いています。
リーダーの4つの要件に取り組む
・裏表がない
・言動が一致している
・自分の利得で行動しない
・問題を放置しない
ということでした。以前の記事を参考にしてみてください。
8つの徳を理解し苦手に取り組む
以前の会社では論語を読み孔子の考えを勉強していました。孔子が言う「徳」を身に付け
そのための努力をすれば人間性が良くなり自然と慕われ尊敬されるという考えです。
ゆえに、リーダーシップがある人になれると教えられました。
仁
思いやりの心。相手の立場になって考えられること。
義
人間として正しい筋道。人として道に外れたことはしない。
礼
他の人に敬意を示す作法。自分よりまだ上がいるということを認識すること。
智
洞察力、正しく人・物を見る力。常に客観的に物事を見ること。
信
嘘をつかない。約束を守る。自分には厳しく自分を律せられる人。
勇
決断力。物事を決めるべき時に決められる。だれに対しても良い悪いが言える。
謙
謙虚。おかげさまでという献身的な心を持つ。
寛
寛容であること。心が広くあやまちを受け入れる。
これらを見ていくと自分の得意なもの、不得意なものがあると思います。
この不得意なことに仕事を通して取り組んでいき、自分の人間性を磨いて
いきましょう。
まとめ
リーダーシップを獲得するには自分を磨くことが大切。
孔子が教える「徳」を身に付ければ自然とそれがかなうはず。
人間誰しも得意、不得意があります。不得意なことに取り組むとバランスの
良い人になり、信頼が得られやすくなります。その結果、部下がついてきて
良い店長になっていくと思います。
簡単なことではありませんが、日々意識して仕事に取り組んでいきましょう。
(自分にも言い聞かせています)